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「おうちでアート/はじめは風船だ!」

デモンストレーションとして杉原秀樹の作品を5月5日の端午の節句に展示しました。窓枠に挿んで膨らませた白い風船。

日時:2007年5月5日
場所:滋賀県大津市

杉原秀樹ホームページ
http://www.sugihide.net/

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「おうちでアート/7月7日生」

7月7日の七夕に中山和也の「7月7日生まれの人が来るのを待つ作品」を実施しました。

日時:2007年7月7日
場所:滋賀県大津市

中山和也ホームページ
http://rajyaa.at.infoseek.co.jp

ケータリング:茶水(ブログ)
http://chasui.exblog.jp


中山和也プロフィール

1969年 千葉市生まれ
1995年 芝浦工業大学大学院工学研究科建設工学専攻修士課程修了
2000年 現代美術センターCCA北九州リサーチプログラムアーティストコース終了

中山和也はインスタレーションや映像の作品を制作・発表している。恋人同士をありえない状況で遭遇させたり、展覧会に遅刻する作品だったり、新しい新幹線の駅を突如誕生させたり、森の中の坂道をコロコロと転がる夏みかん、であったりと、鑑賞者に「いったいこれが作品なのか?」という疑問を浮かび上がらせ、私たちが暮らす日常生活と作品とのギリギリな境界線をあぶり出す。

中山和也事件

博多のデパートで野良猫がエスカレータをのぼり、デパート内の屋台フード店に向かっていた。森の中で200メートルある坂道を夏みかんが転がり、坂道の下にあった穴にすっぽりはまっていた。港近くの歩道で自転車に引っ張られた人が、追い風の中100メートル走の世界新記録を更新していた。寺の五重塔に並んで黄色い風船が浮かび、風船はその下を歩く人の髪の毛に結ばれていた。八百屋に並ぶみかんが転がりだし、買い物客の手から逃げていた。美術館とは関係ない人物が、突然二週間だけ美術館の副館長に就任されていた。香山ピエール(りかちゃんのパパ)とコーヒーの入ったカップで結ばれた紐が建築物をぐるっと一周していた。

展覧会に作品が遅刻して来て、「遅れて来てすみません」と作品が謝っていた。彼女が彼に内緒で彼の仕事場にやって来て、写真撮影してポストカードを作成していた。そして彼以外にポストカードを大量に送付し、数日後偶然彼がポストカードを目にしてしまって、「合成か?」と聞いていた。時刻表の時刻が近づくと、椅子に座る男性が車掌に変わり、各部屋に設置してあるプレーヤー(プレーヤーから流れる音は新幹線車内の音)をオンにしてまわっていた。地下、1階、2階の各部屋にあるすべてのプレーヤーがオンになった後、車掌は建物の入り口から外に出て遠くに向かって指差し確認をしていた。するとちょうど指の先にある高架を新幹線が通過していた。またそのとき、プレーヤーの音は、上りなら「まもなく京都」、下りなら「京都をでました」とアナウンスされていた。マンションのモデルルームに引越した人物から、引越しのお知らせや猫が生まれたことなど、様々なお知らせや案内が送付されてきた。マンションが全て売れるとまた別のマンションのモデルルームに引越ししていってしまった。

スポーツカーのポルシェに乗る人物が、どこかのマンションのベランダに置かれた同型のミニカーのポルシェを実物のポルシェで探して欲しいと頼まれていた。毎日メールで届くミニカーのポルシェの置かれる場所の写真と場所にまつわるヒントから数日後その場所を探しあて、ポルシェが迎えに来ていた。遺伝研究者にも不可能なことを可能にするために、みかんをりんごに変えていた。水もなく、飛行機も飛べないところを港と空港にしていた。開港後、港には船、空港には飛行機がやって来ていた。横浜中華街近くでマスクを被った女性司会者のなぞなぞイベントに参加していた人物がそのイベントに優勝すると、女性司会者がマスクを取った。するとその女性司会者は、優勝者の九州の高校時代のあこがれの先輩だった。ローラースケートシューズを初めて履いた人物が、ローラースケートシューズを履いているのに履いていないふりをしようと、ローラースケートシューズを履きながら歩いていた。

最近この手の事件が多発している。現在関係筋から事件の真相を追及中だが、つながって見えてきたのは、中山和也というキーワードである。今後もこのキーワードから捜査をしていきますので、皆さんも情報をお持ちの場合には、e-mail:rajiano(アットマーク)genie.itまでご提供ください。

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「おうちでアート/底なし釣瓶で水を汲む」

清水克久の作品を9月9日の重陽の節句に展示しました。

日時:2007年9月9日/日曜日(13時~20時)
場所:滋賀県大津市

清水克久ホームページ
http://www.asahi-net.or.jp/~av9k-smz/


清水克久プロフィール

1960年 京都市生まれ
1998年 現代美術センターCCA北九州リサーチプログラムアーティストコース修了

清水克久は1991年からインスタレーションを発表している。何かを作り上げるというよりも、何かツボのようなものをおさえ、作品を成り立たせてしまう。テーブルにババナをひっかけたり、電動式のおもちゃのゾウに点灯する懐中電灯をひっぱらせたり、上空にヘリコプターを3分間停止させたりと、そこにある何ものかに絶妙に触れる魔法の手を持っている(ような気がする)。

底なし釣瓶で水を汲む」=逸外という老禅師の話をまとめた本のタイトル。底のない釣瓶で夜を徹して四斗樽に水を一杯に汲み込んだと言う孝行息子の話による。
重陽の節句=起源は古来中国にさかのぼる。奇数は縁起の良い陽の数とされ、一番大きな九が重なる9月9日を「重陽」として節句のひとつとする。

展覧会終了後のささやかな夕げの仕度/中村未来子

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「おうちでアート/ただただたんにおもうこと」

11月11日のおうちでアートは、桑野聖子のパフォーマンス的要素を含むインスタレーション作品を展示しました。

日時:2007年11月11日
場所:滋賀県大津市


桑野聖子プロフィール

1980年 大阪府生まれ
2003年 成安造形大学造形学部立体造形クラス卒業

桑野聖子は、在学中よりインスタレーション作品を制作し、空間に対する感度を高めるべくダンスや武道を習い、ニパフ(日本国際パフォーマンスアートフェスティバル)に参加するなどパフォーマンス作品も発表している。桑野の作品から現れる事や物は、ほんの一瞬「見えたか、見えなかったか」、果たして(作品が)「在ったか、無かったか」というように、鑑賞者の視覚(五感)に極々微かに挑む。昨年12月の「湖族の郷アートプロジェクト(大津市)」では、普段(桑野が)まったくしないであろう出で立ちで、9日間街を徘徊し(時には猛ダッシュして)、街のどこかに何か、、、ゆっくり手を添えるように作品を制作した。